メタップスの新卒研修はどうだった?〜新卒社員と人事の本音トーク!〜

今回は、新卒社員と人事の対談をご紹介します!

4月に入社してから早2ヶ月。
メタップスの新卒研修を受けてみてどう思っていたのか?
研修プログラムを組んだ人事の思いとは?

本音で対談していただきました!ぜひご覧ください!

プロフィール

芳賀 郁弥 Fumiya Haga / 新卒社員

事業開発本部 プロダクト開発部門 開発ユニット

寺田 開 Haruki Terada / 新卒社員

事業開発本部 プロダクト推進部門 HRBPユニット

芳賀 圭介 Keisuke Haga / 人事

事業開発本部 プロダクト推進部門 HRBPユニット

細山 由貴帆 Yukiho Hosoyama / 人事

事業開発本部 プロダクト推進部門 HRBPユニット

―新卒社員の素直な感想

芳賀(人事)

4月に入社してから様々な研修を受けてもらったと思うけど、実際受けてみてどうでしたか?

寺田(新卒)

社内研修だけでなく、社外研修もあったりと座学から実践系まで幅広く豊富に研修プログラムがあって楽しかったですね。

芳賀(新卒)

僕も同感です!研修のスピード感もメリハリがあってよかったです!座学系の研修も4月中には終わっていましたし。これがダラダラと5月や6月まであったらちょっと大変だったかもしれません…(笑)

―研修プログラムの中で感じた成長実感

細山(人事)

研修プログラムを受けている中で、成長を感じられた内容とかありますか?普段にはない経験をした、みたいなお話でも!

芳賀(新卒)

それでいうと僕はコミュニケーション系の研修ですね。言葉だけで絵を描く伝言ゲームをやったんですよ。最初はお遊び感覚で始めたんですけど、やっていく中で「言葉は抽象度が高いからお互いに認識を擦り合わせないといけない」ということが学べました。 研修直後も「これって当たり前のことだよな」と思っていたんですけど、実務で動いているプロジェクトの中で全然発揮できていないことに気付いたんです。
今は「相手が言ってる内容を本質的に理解できているか?」という意識を持つようになり、自分の中で消化したものを実務にあてるように工夫するようにしています。 これはかなり自分の中で大きく成長できたなと思いました。

芳賀(人事)

おぉ、それはすごく嬉しいですね!まさに、研修プログラムの内容と実務を連動してほしいなと思っていました。ちなみに寺田さんはどうでしたか?

寺田(新卒)

私は「自分の頭で考える」という講義が汎用性が高いと思いました。ちょうどこの講義を受ける時、社会人としての考え方を課題で考えさせられることが多いと思っていて、なかなか難しさを感じていたんです。もっと早くやってほしかった〜(笑)
でもちょうど壁に当たっているタイミングだったからこそ、ちゃんと咀嚼できたんだと思います。 とくに「正解探しをしていないか?」という話が響きましたね。 私自身、課題を進行している中で自然と正解探しをしていたので…

細山(人事)

今まで正解を求められることが多かったと思うから、余計に難しいですよね。
学生さんは課題=宿題とかテストとか答えがあるものをイメージしがちですが、社会課題って答えがないんですよ。なのでいかに自分の頭で考えて納得感のある答えを作れるかが大事ですね!

芳賀(人事)

そうですね。僕もそういう意識を持っていると、つまんなくなっちゃうから「もっと自由な発想を持って考えていいんだよ」ということを伝えたかったので、よかったです!

―新卒のちょっとした悩み

芳賀(新卒)

あの、個人的な相談していいですか?
前に「議事録の取り方」という講義を受けたんですけど、講義後なるべく積極的に議事録を取るようにしているんです。これまでの大学生活の中でなかなか議事録というものを取る機会がなかったので、練習のためにも!ただ議事録をまとめるのためにはどうしても時間がかかってしまっていて…。
頭ではわかっているんですけど、実践に持っていくのが難しく、何かいいアドバイスがあれば教えて欲しいです!

細山(人事)

そうですね、これはもう一定の慣れはあります。なので、今積極的に取り組んでいるのはとても良いことだと思います!
議事録の講義と自分の頭で考えるという講義って、実は連動しているんです。
ただメモに残すだけでなく、「何のテーマに対して誰がどんな話をしていて、どんな方向に話が進んでいるのか」ということを意識して考えながら議事録を取るのがオススメです!
あとは、事前に会議の内容をインプットしておくことも大事です。 「何の目的で議事録を残すのか」ということを明確にすると、逃しちゃいけない発言が明確になりますよ!

芳賀(新卒)

なるほど。
今まで僕はアーカイブとして残して、あとで見返す用くらいにしか考えていなかったです(笑)
もっと目的を意識していて考えながら進めていきます!

―人事が研修プログラムの中で感じた想定外だったこと

寺田(新卒)

私からも人事のお二人にお聞きしたいんですけど、研修プログラムをやっている中で想定外に感じたことって何かありましたか?

芳賀(人事)

思っていた以上にすごくしっかりと主体的に参加する意識があるなぁと思いました。
インターン経験の有無、リモートワークの人と在宅の人などどこかでモチベーションや取り組み方などで、皆の中に差が出ると思いましたが、総じてとても主体的でしたね。
あえてネガティブな内容で言うと、新卒で進めているプロジェクトで意見を言うボリュームや数は違うけど、譲り合うような、シーンが多く、言う人は言うけど決着はしない、みたいな。
周囲を巻き込むことや、共通のビジョンに向けてやりこむとはなんぞや、みたいなものがあったらもっと面白かったかもしれないですね。
細山さんはどうですか?

細山(人事)

私もほとんど芳賀さんと同じ内容なんですが、発言力のある人に意見を譲るとか、マウントの取り合いとかそういうのがなかったことは想定外でした!
他社で人事やっていた時、仲間割れというか、足の引っ張り合いとかよく見てきたのでそういうのがなかったのは印象的ですね。

寺田(新卒)

そうですね!
プロジェクトを良くしたいという本質的なところへの熱量は高いのでそのためのぶつかり合いとかはありましたが、決して自分勝手な人はいなかったです。

―新卒が研修プログラムの中で感じた想定外だったこと

芳賀(人事)

逆に二人からすると、どんなことが想定外でしたか?

寺田(新卒)

どんな研修をやるのかドキドキと不安はありました(笑)
IT企業ということもあり、急に開発系の研修をやったり、たくさんの資格を取得をしたり…詰め込まれてパンクしないか心配でしたが、実際に受けてみたらそんなことなくて想定外でしたね。

芳賀(新卒)

僕はあんまり想定外に感じることはなかったですね、入社前とのギャップとかもなかったかな。どちらかというと、「やっとかー!」というワクワク感しかなかったです(笑)
なので僕の場合、逆に想定内だったというのが感想ですね。
もともと「仕事つらい」とか「出社したくない」とか、そういうモチベーションにならないだろうなって思っていたんです。
実際に入社して研修を受けてみたら、同期の子が自主的に朝早く来て勉強していたり、遊びもするけどインプットもちゃんとするような、目指したいところがちゃんとあって、進んでいく力が見えて刺激をもらっていることもあり、全然マイナスなモチベーションにならなかったです。

―入社初日、社長とのドキドキランチ会

細山(人事)

入社初日に行った社長の山﨑さんとのランチはどうだった?

寺田(新卒)

ランチが豪華すぎてびっくりしました!(笑)落ち着いた雰囲気の中で食事をしながらお話できたのはとてもよかったです、プチ入社式みたいな。デザートにロゴが書いてあったのが印象的でした。とても可愛くて!

芳賀(新卒)

僕は社長と一緒にランチできてラッキーだと思っていましたね。こんな機会なかなかないので!とても貴重な時間でした。

―研修期間に感じていたこと、人事の思い

芳賀(人事)

研修期間中から「早く実務がしたい!」って思っていたのかな?手が鈍っちゃうからコードを書きたいとか。どんな気持ちでしたか?

芳賀(新卒)

早く開発したいという気持ちもありつつ、広くいろんなことを学べたと思っています。
今まで「いいものを作れば売れるでしょ」って思っていたんですが、そうではなかったと気付きました。研修を通じてビジネスサイドの重要さをより知ることができたので、僕にとって研修期間はすごく大切な時間でした。

芳賀(人事)

なるほど。
僕たちとしては、ビジネスサイド、エンジニアサイド、デザイナーサイドと様々な専門性がある人たちが、同じ方向をみて何かを作り上げていくことの面白さと難しさを少しでもいいのでつかんでほしいと思っていました。
関わる人たちが、どんな専門性を持っていて、どんなことを伝えるべきなのかをお互い認識してコミュニケーションがとれるようになってほしい、そういう思いも含めて研修を組んでいました。

寺田(新卒)

新卒が機能を考える研修プロジェクトでも、機能提案の時にエンジニアの同期からは「ビジネスサイドはどこまで把握できているの?」という話や、ビジネスサイド側からは「こういうのがあればいいけど…開発できるのかな?」というさぐりながらの提案が多かったですね。
私はビジネスサイドですが、あの研修期間はとても必要な時間だったなと思っています。

細山(人事)

少しずつそういう経験が積めたらいいですよね。
良いアイデアをどうやってぶつけたら正しく伝えられるのか。様々な立場の人が、お互いが融和した状況がいいプロダクトになると思うんですが、最初はなかなか難しいよね。


―新卒採用に対して

寺田(新卒)

新卒を迎え入れてみて、社員への影響などありましたか?イメージと違ったとか、そういった気持ちもありましたか?

芳賀(人事)

新卒ですでに活躍している子もいるし、会社として良い刺激になっていると思います。
また研修の設計をしている段階で、僕の想像以上に「一緒に若手を受け入れたい!」という気持ちが強い人が多かったことがとても嬉しかったです。
研修って、結構現場の時間をもらうことが多いんですが、メンバーの皆さんすごく前向きで「あの人とあの人も呼んで研修を設計しようよ」とか周りを巻き込みながらプログラムを組むことができました。

細山(人事)

私もそこは良い意味で驚きました(笑)
いろんな人を巻き込んで研修プログラムを組むのって、簡単そうで意外と難しいと感じている会社は多いと思うんです。特に人数が多くはないベンチャー企業なんかですと、みんな目の前の業務で精一杯なので、気持ち的についていけないみたいな。でも「新卒をサポートしたい!」という熱い想いを持った人が多く、本当に助けられていると思いました。

ー新卒が感じていたこと、研修プログラムを組んだ人事の思い、それぞれいろんなエピソードを交えて対談されていました!

今後も新しく入社された方がいち早く活躍できるような環境を作っていきたいですね。
みなさん、本日はありがとうございました!