前回に続き、4月末時点のブロックチェーンゲーム市場(NFTのセカンダリー取引)について各種データをもとに考察していきたいと思います。
今回からETHの価格変動を踏まえた市場動向をみていく目的から、ETH建の取引高に加えてUSD建(CoinMarketCap 参照)の取引高も表記しております。
なお、本レポートでは、下記抽出対象に基づくブロックチェーンのトランザクションデータを参照しております。(参照データ:Etherscan、BigQuery)
今後も国内外から多数の注目のゲームタイトルがリリースを控え、ユーザー間でNFTを売買するセカンダリーマーケットの盛り上がりが予想されます。
本シリーズでは、今後も盛り上がりが予想されるNFTのセカンダリーマーケットの市場規模などについて、ブロックチェーンのトランザクションデータをもとに算出し、考察を交えて定期レポートとして公開していきたいと思います。
抽出条件
- NFTのユーザー間取引により発生(OpenSea、Auctionityなどのマーケットプレイス及びCryptoKittiesなどのゲーム内マーケットのトランザクションを対象とする)
- 独自トークンによる取引はETH・USD換算にて算出(MANAなど)
- Decentraland を除く取引を算出
- Ethereum上で発生
- 2018年6月1日〜2019年4月30日に発生
目次
- セカンダリーマーケット取引高
- タイトル別比較
- ユーザー動向
- 総括
続きは、「ブロックチェーンゲーム市場レポート:NFT取引(2019年4月)」
メタップスグループでは、テクノロジー、UX、法規制、ユースケースなど、事業者の視点からブロックチェーンの活用や事業展開に必要な情報をMetaps Blockchain Blogを通して発信しております。