『独身者も男性も管理職も。保険適用になった今、知っておきたい「妊活・不妊治療の基礎知識」セミナー』を社内向けに開催しました!

 

こんにちは。メタップス人事の香東です☺️
今回は、先日開催した社内セミナー『独身者も男性も管理職も。保険適用になった今、知っておきたい「妊活・不妊治療の基礎知識」セミナー』についてご紹介します。

セミナー開催背景

メタップスでは『個の解放』を掲げ、個人の能力を最大限発揮できる環境の提供を推進しており、メンバーの多様性や1人1人が「働きやすい環境」を提供し続けたいと考えております。そうしたメタップスの「働きやすい環境づくり」の一環として、今年の4月から保険適用範囲が拡大し、話題となった「不妊治療」や「妊活」についてメンバーに正しい知識を理解と共通の認識をしてもらうためにセミナーを開くことにしました。

メタップスでは産休・育休取得率が100%(昨年度)と出産や育児に対する意識が高く、当事者も周りのメンバーにも理解があります。ですが、出産・育児と同じく、もしくはそれ以上に、多くの時間とお金、通院負担が大きく仕事との両立が難しいと言われている妊活や不妊治療についての理解はまだ充分ではありません。そこで当事者はもちろんメンバー全員が正しい理解を得ることで、より「働きやすい」環境が作りたいと思い今回のイベント開催に至りました。

セミナー内容

セミナーは、メンバーが気軽に、そして在宅で配偶者の方とも聞きやすい、お昼の13:00から1時間オンラインで行いました。妊活・不妊治療の福利厚生サービス『コウノトリbenefit』を運営している株式会社メデタの伊藤慎悟さまをお招きし、お話しいただきました。

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セミナー内では、不妊治療がどういったものなのか、といった基礎知識から不妊治療と仕事の両立の難しさ等を実際のご経験に基づいてお話いただきました。特に私が気になったのは、日本は不妊治療技術に関しては先進国であるのに、不妊治療実施後の出産数(採卵あたりの出産率) が世界で最下位だということ。その原因のひとつに「キャリア」が大きく関わっていることに驚きました。

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開催してみて

今回のイベントを開催できてよかったと思っています。
ご登壇いただいた伊藤さまのお話しの内容は本当にタメになる内容でした。
実際にこれから不妊治療をするかもしれない立場からすると、自分のキャリアや身体と向き合ういい機会になりましたし、もしメンバーが不妊治療をするといった際に力になれる、という自信がつきました。セミナーを通して「メタップスで治療と仕事を両立する」ことへの安心感を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
参加したメンバーからも「こういう内容のセミナーはなかなかないから社内でやってくれてよかった」「勉強になった」「全てのメンバーに見て欲しいと思った」とアンケート以外で直接言ってもらえたのでこれだけでも開催した意味があったと思っています☺️

今後は、メンバーへの理解拡大を続けながら「会社として」どうメンバーを支えるか、を考えていきます! また、こうした取り組みが社内だけに限らず、社会全体の妊活や不妊治療への意識改革にもつながっていけばと思っており、SDGsの浸透させていくといった意味においても注力していく必要があると感じました!✨

登壇者情報

伊藤慎悟
伊藤慎悟Shingo Ito / 株式会社メデタ(コウノトリBenefit運営)  代表取締役CEO

名古屋大学経済学部卒。大学時代に「ダイバーシティマネジメント」を研究したのをきっかけに人事の世界にのめりこむ。卒業後、人事系スタートアップの創業/拡大、及びコンサル会社での人事企画を経験する一方、自身が不妊治療の当事者として働きながらの手術・治療を経験し、この領域の不を解消するため起業。妊活不妊治療と仕事の両立支援サービス「コウノトリBenefit」と、DE&Iに従事する企業担当者コミュニティを運営している。