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Live in the moment / 今この瞬間を大切にする

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Zoe Su / 蘇 艶

学生時代に日本語を学び、卒業後は医療救援系グローバル企業で日本語の通訳やオペレーターとして活躍。その後、DeNA上海の立ち上げのため9番目の社員としてジョインし、モバゲーの中国ローカライズを担当。2013年11月にメタップス上海の立ち上げメンバーとして参画後、2014年4月にメタップス本社に転籍。現在は中華圏事業部の海外営業を担当している。

一流の立ち上げメンバーのもとで、仕事の基礎を学ぶ

ー現在の業務を教えてください。

アジア領域のパブリッシングと一部人事総務部の業務を兼務しています。前者は主に日系企業のIPゲームのアジア輸出です。

 

ー海外でのローカライズということですか?

そうですね、世界的に有名な日本のIPゲームを中国や韓国、台湾などのゲーム企業につなぎ、契約や言語面でのフォローも含めて現地リリースまでローカライズ支援する仕事です。私が在籍するメタップス日本本社と各国支社が連携して行っています。

 

ーなるほど。これまでのキャリアについてもお聞きしてよろしいですか?

はい。学生時代に日本語を学び、キャリアの最初は医療救援系の企業で日本語の通訳でした。その後、上海でDeNAの現地法人立ち上げメンバーとしてジョインし、3年間ほど働いていました。

 

ー立ち上げ期ということは線引きなく、いろいろな業務をされていたのでしょうか?

そうですね、当時日本では大きなプラットフォームに成長していたモバゲーの中国ローカライズがメインでした。それに関係する業務として、例えばゲーム企業の開拓やプラットフォームにゲームを載せていくプロセス管理、必要書類の作成などといった細かい業務も含めてなんでもやっていました。

 

ー当時の印象とかありますか?

純粋にすごく楽しかったです。当時、私以外のメンバーの多くは日本から出向してきた日本人で、かつマッキンゼーをはじめとしたコンサルティング畑の人が大半を占めていました。仕事への向き合い方や対人コミュニケーション、他業界でも共通して使えるビジネススキルはそこで学びました。

 

ーただでさえ、立ち上げ期で仕事も多く複雑ですからね。

おっしゃる通りですね。優秀な先輩方と一緒に仕事をすることで鍛えていただいたのは貴重な財産になっていると思います。

 

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メタップス上海の立ち上げを経て、海外拠点から本社への転籍第一号に

ーそこからメタップス上海に入ったのはどういう経緯があったんでしょうか?

DeNA時代の上司から話をいただいたのがきっかけです。彼は中国出身で東京大学を出てマッキンゼーに新卒で入社し、その後DeNA中国のVPを経て台湾や香港、マカオも含めた責任者になった非常に優秀で尊敬する方でした。

 

ーその方が先にメタップスに転職されていたんですね。

はい、彼は中華圏戦略責任者としてメタップス本社で働いていました。実は、当時DeNAはメタップスのクライアントでした。クライアントとしても接する中で、彼からメタップスのビジョンや提供しているマーケティングプラットフォームサービスの話を聞き、そのたびに興味を惹かれていました。

 

ー例えばどういうポイントですか?

DeNAで感じていた一番の課題が、ヒットタイトルをなかなか出せないことでした。一つでもヒットがあれば成功体験から逆算できるのですが、当時はコンテンツの良し悪しによって成功が決まるのか、運用によって決まるのか、はたまた他にあるのか全くわかりませんでした。当時メタップスはそれをデータドリブンで解決するプラットフォームを作っていて、DeNA以外にもさまざまなゲームの分析をしていたので、非常に興味がありました。そのことを彼に相談したところ、メタップス上海の責任者を紹介していただきました。

 

ー確か当時はまだメタップス上海が立ち上がる前だったんですよね?

そうですね、法人が立ち上がる前だったので、厳密にはその方もまだ責任者ではありませんでした。その方も優秀な方で徐々にメタップスへの興味が強くなってきました

 

ーそういう優秀な方と一緒に働けるというのが一番の決め手ですか?

それもありますが、もう一つは海外で働く機会があるかどうかですね。メタップスはアジアを中心に拠点がありましたし、もし成果が出れば推薦してくださると面談でも話をしていただきました。

 

ー来日されたのは希望が叶ったということなんですね!

はい、入社して半年で日本で働くことになったのでスピード感が速すぎて驚きました(笑)。

立ち上げにかかわる細かな業務やセールスなどいろいろと担当していましたが、支社の課題として、メタップスの広告プラットフォームを中国で拡販するためには、日本本社との連携をもっと密にする必要がありました。

 

ーそういうタイミングで山﨑社長(当時CFO)が中国に出張で来たんですね。

はい、山﨑さんと話し、日本語と中国語、英語ができて業務もわかるということで、海外拠点で働く外国人としては社内初の日本本社への転籍が決まりました。

 

常に意識しているのは業務効率化。それが組織全体の生産性を上げる。

ー来日された当初は何を担当されていたんでしょうか?

日本市場でのメディアプランニングと実際の運用実務を行っていました。流れとしては、上海支社のメンバーが営業をかけてコンペの機会を得て、その中国クライアントが日本市場に展開するためのメディア戦略や具体的なプロモーション設計を私が担当していました。その後、コンペに勝てば、提案した通りに運用を実行していきます。

 

ー中国では、日本に進出するならまずメタップスに相談するほどだったとお聞きしましたが、どれくらいの数を担当していたんでしょうか?

そうですね、日本にゲームを配信するクライアントはほとんど全部だったので、1ヵ月に5~8社だったかと思います。ただオンライン広告といってもさまざまなので、同じクライアントやアプリでも異なる受注があることもありました。

 

ーつまり、実際に行うプランニングや運用はもっと多いということですね。

仰る通りです。あと信頼関係にもよるのですが、途中からは直接メタップスに発注がくるケースの方が多かったです。

 

ーゲーム領域で6年ほど業務を続けているのは何か理由があるのでしょうか?

モチベーションみたいな意味ですか?そうですね、ゲーム自体に惹かれているというよりは、ゲーム業界の熱気が好きですね。特にDeNAに入社してから今まで、ゲーム領域への投資は活発ですし、これからも伸びると思っています。関わることになったタイミングや縁が良かったのだと思いますが。

 

ー日々の業務だと何かありますか?

業界に関係はありませんが、個人的には業務効率化は好きですし、やっていて楽しいですね。唯一解が存在しないというのは前提ですが、組織にとっては仕事の運用ルールを設定して脱属人化し、生産性を上げていくというのが非常に大切だと思っています。日々仕事を行う中で、たとえ些細な違いでも業務整理して全体の効率を上げられないかというのは常に考えていますね。

 

ーそれでは最後に、これからの抱負などがあれば教えて下さい。

そうですね、回答とは少しそれるかもしれませんが、中国語のことわざで好きな言葉があります。英語にすると「Live in the moment」。日本語だと「今を生きる」でしょうか。過去のこと考えても、先の未来を考えても限界があります。だから今の自分ができること、今という瞬間を大事にするという意識を大切にしています。未だ完全にできているとは思っていないので、今後も今に集中することを意識していきたいですね。

 

ー素敵な言葉ですね。Zoeさん本日はありがとうございました!

ありがとうございました。

 

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取材・撮影:芳賀 圭介