会社のトップに立つ"社長"は一体何をするのか、日々どう過ごしているのか。気になったことってありませんか?このシリーズは意外と知らない社長の1日から、経営者であり、リーダーであり、旗振り役であり、決断者である”社長”のリアルな姿に密着していきます。
今回は、最近お子さんが生まれ、2019年1月にメタップスグループ内3社で経営統合し設立した株式会社メタップスワンの代表・高木に密着。私生活と仕事の変化が同時に起きた時、過ごし方はどうなるのでしょうか?
- 高木誠司 Seiji Takagi
- 株式会社メタップスワン 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業。野村證券株式会社勤務、モバイル広告代理店共同創業後、2016年、株式会社メタップス常務執行役員マーケティング事業本部長兼ビカム株式会社代表取締役就任。2018年1月より株式会社メタップスワン代表取締役就任。⽶国公認会計⼠試験合格者、宅地建物取引士。
メタップスワン社長・高木さん1日のスケジュール
6:30 起床
子どもが保育園に通うようになったので、最近は6時起床が日課です。日経新聞を読みながら朝食をとります。日経新聞は学生時代から大事なアナログ情報源として継続しています。囲碁欄のチェックもひそかな趣味です。
7:30 育児&家事
子どもを起こし、一緒にお風呂に入ります。普段、仕事から帰ってきた時間には子どもは寝てしまっているため、コミュニケーションがとれるこの時間は貴重で楽しいひとときです。その後、家事をこなします。
8:00 朝一の仕事
家事を一通り終えたら、メールやSlackなどの仕事関係の整理をし、WebニュースやSNSなどの情報をさらりとチェックします。ここでの情報整理によって1日の大まかな動きを決めていきます。
9:00 保育園送り
子どもを保育園に送り出します。
9:15 出勤
保育園の後、そのまま会社へ。向かいながらスマホ片手に情報収拾・整理、メール対応などをしていきます。移動時間も効率的に、仕事時間として活用していきます。
9:45 出社
出勤の延長で情報収集をしたりしながら、会議資料を準備しつつ雑務をこなします。ながら作業がここから増えていきますね。同時並行でいろいろなことが動きていきます。
10:00 決裁、雑務、準備等管
メールやSlackに届いている決裁事項や雑務を処理。この日は経営会議に向けての準備を行っています。
10:30 経営会議
メタップスワンの経営陣と毎週定例の会議の時間です。メタップスワンは、2019年1月に統合したばかり。常時5名で経営体制を敷いています。経営目標などで設定した予算に対して実績がどの程度クリアできているのか、新規採用、PR、その他様々な議題を通して話し合いを重ねています。
12:00 役員ランチ
経営会議後には定例の役員ランチを開催しています。プライベートの話を中心に、役員間の心の交流タイムとしています。皆、忙しいのでなかなか全員集まることができていませんが、大事にしています。
14:00 営業
自ら出向くことも多いです。この日はクライアント先に訪問し、先方役員の方もご同席いただき、現在行っているプロモーションの広告効果報告とともに、今後の方針をすり合わせしました。やはり現場に出向き、実際にリアルな声を聞くことで見えることが多いです。業界の変化が早いので、肌感覚を研ぎ澄ますためにも実際にお会いして話すことはとても大切にしています。
16:00 プロジェクト会議
帰社後、ある広告案件の進捗チェックと今後の方向性をすり合わせ。統合によりチームメンバーが増えたことによって、それぞれのバックグラウンドや経験による様々なアイデアが飛び交っていとても面白いプロジェクトがいくつも動き始めています。
17:00 プロダクト会議
現在R&D中のプロダクトの進捗チェックと指示出しのミーティングです。既存事業は当然大切ですが、世の中は変化し続けているので、我々も新たなプロダクト開発に挑戦をしています。
18:00 1on1ミーティング
気になっている課題についてざっくばらんに意見交換。
19:00 残務
19時以降は明日の準備などを行う集中作業時間としています。
19:30 退社
トラブル等がない限り、この時間に退社します。帰りの移動時間もスマホを活用して雑務をこなしながら自宅へ帰ることが多いです。
20:00 家族と夕食
20時過ぎから家族で食事しています。妻が子どもを寝かしつけてくれているため、一息ついて話すことができる貴重な時間です。
22:00
就寝時間まで読書したりライフワークをしたりしながら過ごします。
24:00 就寝
= 編集後記 =
今回社長の一日という企画で1日密着してきましたが、会社というものが利益を生み出すための組織ですが、社長の役割は経営力だけでないのだと思うところがたくさんありました。社長も一日、ミーティングや作業の積み重ねなんだなと。また、一つ一つの行動が社員から信頼される姿になり、組織作りにはメンバー一人一人が意識した気配りが大切なのだと高木さんから出てくる言葉一つ一つから感じることができました。高木さん自身の変化に対して自らも努力を惜しまない姿はとても印象に残りました。今回のインタビューを通して自ら動き背中を見せるリーダーの頼もしさを感じ、メタップスワンの更なる事業拡大を確信しました。
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