好奇心・探究心を大切にしてきたエンジニアが次のステップにメタップスを選んだ理由

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佐藤 憲二 Kenji Sato
株式会社メタップスリンクス サーバーサイドエンジニア

金融情報サービス業でサーバー保守・運用やシステム改修に従事。その後スマホ向けゲーム事業会社でサーバーサイドとフロントエンド双方の領域のリードエンジニア経験及びEdtech系ベンチャーでの活躍を経てメタップスに入社。現在はメタップスリンクスへ出向し、マーケティングサービスの運用・開発に関わっている。

エンジニアとしてとことん好奇心・探究心を追求したい

- メタップス入社前は何をされていたんですか?
元々ITに興味があり、専門学校でプログラミングを学んでいました。エンジニアとしてのキャリアは中国の株式市場の情報をAPIで投資家向けに提供するサービスを展開している会社でスタートしました。その会社で恩師と呼べる人に出会いエンジニアとしての基礎を学ぶことができました。

- 当時考えていたことはどんなことですか?
学校で学んだとはいえ、ビジネスですぐに応用できるレベルではありませんでした。いわゆるサーバーサイドの領域なのですが、複雑ですぐに理解はできませんでした。大きな"カベ"を感じたのははっきり覚えています。

- "カベ"はどのように乗り越えてきたのですか?
カベを意識した時は正直モチベーションが下がった時期もあったんです。当時の恩師からは「一人前になるために最初はとにかく夢中でやってみろ」と言われて、仕事とプライベートの区別がないほどに夢中で勉強しました。

それに加えて、私の場合はチームとして助け合い・切磋琢磨しながら取り組むメンバーが周囲にいたので救われましたね。

「チームワークを大切にする」というのは、それ以降ずっと意識しています。どんなに自分に技術力がついても、チームで力を発揮した方が別視点で問題を検討するうえでは優位性があると思っています。

f:id:meetaps:20190321120159j:plain- チームワークという意味では佐藤さんのチームはどんなメンバーが多いですか?
上司は日本人なんですが、他はフランス人や韓国人なので国際色豊かですね。普段のコミュニケーションは日本語で取れるので楽なのですが(笑)

また、キャッチアップに貪欲なメンバーが多く、日々「この技術を適用したらより良くなるのでは?」という議論をしていますね。これまでの経験に固執せず、課題が発生した時に柔軟に最適なソリューションで対応しようという姿勢があります。

時には革新的な方法を取りたいという意見が出ますが、その探究心は歓迎される会社だと実感しています。結果として仮に失敗してもチャレンジの結果であれば許されるカルチャーでもあります。

チャレンジの結果に対してネガティブに反応してもそれが何かの生産性に繋がることはすごく少ないですし、萎縮していては新しいことにチャレンジできないと思っています。上司も同僚もこの考え方を共有しているのですごくやりやすいですね。

- 今、佐藤さんが取り組んでいるプロダクトについても教えていただけますか?
「Metaps Analytics」というマーケティング支援ツールの運用や改善に取り組んでいます。簡単に言うとiPhoneやAndroidといったスマホのアプリのビジネスの収益性を効率的かつ効果的に高めるためのマーケティング支援プラットフォームです。

様々なアプリの広告効果やインストールからユーザー行動、ユーザーの課金特性まで「KPIの数字の可視化」ができ、「ユーザーの離脱ポイントの把握」や「適切な施策検討」までワンストップで対応できるのがサービスの特徴です。 

好奇心を満たせる環境

- 様々な会社がある中でメタップスに入社する決め手となったのはどのような点ですか?
一番大きいのは私の技術的な好奇心を満たせる環境であったという点です。

- エンジニアとしての「好奇心」を満たせる環境なのですね。チャレンジを応援する環境というのは先ほど伺いましたが、それ以外にはどのような点に惹かれましたか?
「Metaps Analytics」は歴史があるツールで、これまでに国内外で200社以上のアプリ事業者様に導入いただいており、20億以上のアプリユーザーのオープンIDを持っています。インフラはAWSなのですが、AWS上に歴代のコンポーネントが残っています。

活きたビックデータを持っていて、その運用方法の巧みさにも感銘を受けました。元々前職時代からビックデータの活用に興味を持っていましたが、メタップスであればそれを経験し、自分の武器にできるという実感が持てたところが決め手でしたね。

- 歴史あるツールでも佐藤さんの好奇心は満たされる環境なのですか?
当然古いコードもありますが、そこを検証してメスを入れるということは日々起きています。

また、会社の方針としてR&Dに力を入れています。私がやりたいことを上司に相談したところ、リソースの配分も含めて真剣に取り組めるように配慮してくれています。結果としてそれがエンジニア個人としての成長とサービスの成長の双方に繋がっています。

結局はクライアントにとって最適なマーケティングサービスを目指すということがゴールですので、例えば今はRubyが開発言語ですが、そこですらも場合によってはこだわる必要はないと思っています。

また、個人的にはマーケティングのひとつの手段としての広告を変えたいなという想いがあります。広告は消費者とサービスを結びつけ新たな出会いを生む素敵なツールです。しかし、現状は知る必要のない消費者まで広告を表示しているため、押し付け的なものになってしまうケースもあります。例えば機械学習などの技術でより広告をスマートにできるのではないかということに興味があります。

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- 「データを軸とした経済圏の構築」とグループの経営戦略として掲げていますが、その点についてはいかがですか?

グループでは多くの会社を抱えており、私の担当するマーケティング領域からファイナンス、コンシューマー向けのサービスまで幅広い領域をカバーしています。今後、グループとしてデータを統合し、新たなサービスを創出していく方針ですのでデータ活用という点で更に面白いチャレンジができるのではないかと思います。

- 最後に、佐藤さんはどのような人と一緒に働きたいと考えていますか?
経験に固執せずに、課題が生じた時に最適な技術を適用できる好奇心旺盛で柔軟な人ですね。後は日々の運用も大事ですので「縁の下の力持ち」的な仕事もやっていただける方でしょうか。チームで仕事をしていますのでチームワークも大切に出来る方という点も必要になります。

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