メタップスでは、従来より在宅勤務を推奨していましたが新型コロナウイルス感染症拡大防止のため緊急事態宣言発令に伴い、4月7日より全メタップスメンバーに在宅勤務指示となりました。
そこから約1ヵ月の在宅勤務でメンバーが感じたことを可視化することで、在宅勤務の課題抽出と今後の業務体制の施策展開に活かすために、社内にてアンケートを実施しました。
調査概要:「在宅勤務」に関するアンケート調査
有効回答:メタップス在籍者61名
調査期間:2020年4月28日~2020年4月30日
在宅勤務は好感触。過半数以上が満足傾向と回答
在宅勤務の環境について、自宅に同居人がいると答えたメンバーは全体の約70%で、同居人の中に同じように在宅勤務をしている人がいると答えたメンバーは34.4%でした。
こうした状況の中で自宅で落ち着いて業務できる環境があるのは約58%、
在宅勤務環境に68%は満足傾向という結果となり、
在宅勤務に対して過半数以上がプラスの評価をしていました。
また、業務効率がよくなったという回答も約69%と高くなっています。
一方で育児・介護など負担が増えたという結果
在宅勤務での育児や介護の負担については増えたと約28%の人が回答しており、子供や両親がいる方の多くが負担を感じている結果となりました。
健康面が気になるとの声も
また、在宅勤務で約75%の方が健康面になんらかの不安を感じていることが明らかになりました。
在宅勤務環境を整えるために何かしら購入または購入検討している人が約75%で、
健康面の負担増からかイスやデスクを購入検討しているメンバーが多い結果となりました。
仕事場は自宅とオフィスの両方がよい
外出自粛終息後の勤務場所としては、約70%の方が自宅とオフィスの両方を選択肢として選び、併用を望んでいる実態がわかりました。
在宅勤務は改善の余地あり
在宅勤務で困っていることや要望についての自由記述を行ったところ、下記のような意見が多く見られました。
○ライフスタイル面
オンとオフの区切りが難しいと考えている人が多いようです。
・仕事とプライベートの時間が曖昧になり、長くPCの前に入る時もある。 ・これまで自宅はオフの場だったが、在宅勤務でオン/オフが曖昧になった。 |
○コミュニケーション面
オフィスで顔をあわせていれば少しの時間で終わる確認でもタイムラグが発生したり、対面での会話の減少などからもどかしさを感じている人が多いことがわかりました。
・レスポンスの早さに差がある ・メンバーとのオンラインコミュニケーションが難しい ・何気ない会話からの情報交換の場がなく、現場で起こっていることが見えにくい ・週に1度程度はオフィスで顔を合わせる方が効率的だと思う |
アンケートサマリ
在宅勤務にはおおむね満足しているものの、生産性向上や働きやすさを向上させるためには改善の余地は多分にあるという結果となりました。
「リモートでの環境でも業務することは可能である。」 「在宅勤務環境を整えることでより業務効率が上がる。」 「リモートだけでなくオフィスと併用することが業務効率化へつながると思料される。」 |
- 取材:香東 真琴