どうも、metapsのエンジニアの山浦です。
突然ですが、同じビルやフロアにある会社で、横のつながりってありそうでないですよね。
上のフロアになんの会社が入っているのかは知っていてもどんな人が働いているのかわからない...エレベーターで会っても、会釈するだけ.....
それって、もったいなくないですか?
今回は、同じビルにオフィスを構える4社が集まり、AWSの大型サービスアップデートの解説や、re:Invent2019の現地レポートを聞きながら親睦を深める素敵なビル内イベント「Recap for re:Invent2019 @住友不動産麻布十番ビル」に行ってきました!
オシャレな会場を提供していただいた同ビルのエウレカ様、Retty様ありがとうございました。
AWSの大型イベント re:Inventとは?
今年の 12月 2- 6日にラスベガスで開催されたAWS主催の超大目玉イベント「AWS re:Invent」
re:Invent自体は毎年、行われていますが、回を増すごとに来場者数や、会場の場所が大きくなり、今年の来場者数は6万5千人越え!多いな!本当に数多くのサービスやアップデートが発表されるため、全て把握するのは至難の技です。
なので、今回のようにre:Inventの振り返りや実際に行ってきた方の現地レポートを聞くのは、いい機会ですね。
この記事では、そこまで詳しい内容まで踏み込まないので技術的な内容が知りたい方は、
こちらの資料や
[AWS Black Belt Online Seminar] AWS re:Invent 2019アップデート速報 資料
こちらが参考になるかと。
[速報] AWS re:Invent 2019 Keynote で発表された新サービスまとめ #reinvent [Developers.IO]
まず、re:Inventのスケールに驚き!!
re:Inventに実際に参加されたエウレカの山本様と原田様の熱い現地レポート。
お二方とも、声をそろえて言っていたのは、前夜祭のパリピ感(笑)
前夜祭(Midnight Madness)は、大音量のクラブミュージックと人混みに酔いそうだったとのこと。
事前情報なしでいくと、驚きそうですね 笑
現地で重要なことは、計画性と積極性
前夜祭の祭り状態とは、正反対に2日目以降は戦いです。
基調講演やワークショップなど、興味を引くものはいくつもありますが、なんせ距離が遠い!
日本の縮尺で考えてはいけません。10以上の会場が広範囲に位置しており、端から端の会場に行くだけでも30分から1時間はかかるとのこと
スケール感が違いますね。おおよそ、1日にワークショプ2つ受けると体がボロボロになるそうです。
予約をしていないワークショップに当日参加するためには、1時間待ちは必須だとか....
そのため、このイベントを楽しみ尽くすのであれば参加したいワークショップの場所も考慮して、当日の動き方を事前に考える計画性が求められます。
現地のレポートから感じたところを抜粋すると
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とにかく場所が遠いので、しっかり計画性を
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何を持ち帰りたいのかを明確に
- 英語が不安でも、ワークショップならどうにかなる
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EXPO(各企業の出店ブース)が、充実
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なるべく、日本人以外と話そう!
というところでしょうか。
現地の雰囲気をもっと知りたい!という方は、この動画も参考までに。
Youは何しにre:Inventへ
Recap for re:Invent で気になったサービス
現地レポートの後は、AWSの新サービスについてご紹介がありました。
印象に残ったのは、
CodeGuru
AIによるコードレビュー機能です。
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レビューの自動化
- パフォーマンスの最適化が可能に
コードレビューは、エースエンジニア が行うのが望ましいですが、レビューにリソースを裂きすぎるのも問題です。 AIがコードをレビューしてくれる機能は、全エンジニアが興味あるのではないでしょうか
残念ながら、現在はjavaのみ対応ということですが、ということは、来年には...?と期待してしまいますね!
Amazon Kendra
企業内のさまざまなアプリ、サービスのデータを形式問わずに一括で検索可能なサービスです。
機械学習をもちいて、検索用インデックスを作成しているためキーワードクエリだけでなく、自然言語によるクエリにも対応しているとのこと。
文章で検索できるので、誰でも使いやすいサービスが作れそうですね。
英語による検索しか対応してないとのことでしたが、Amazon Transcribeを使って、英語で保存・検索を行い、精度高い検索が可能だったという情報もありました。
….試したいですね!
Capacity Provider
Capacity Providerにより、ECSのタスク数を柔軟に設定可能に。 これにより、Auto Scalingがスケールする際にタスクのリバランシングが不要に。
FargeteのSpot対応
価格がネックだったFargatehがSpotで使うことで最大70%引きの価格使用できるように。
スポットインスタンスと同様に、リソースが少なくなると落ちてしまう等、注意が必要ですが、Fargateを使用しやすくなりましたね。 前述の、Capacity Providerで、使う割合を設定可能なので、有効活用できそうです。
UltraWarm
Elasticsearch Serviceに新しいストレージの層を作り、アクセスデータのないものは、Ultra Warm層に。アクセスが多いデータは、Hotに格納されます。
データをS3に格納するため、ノードのストレージに拘束されることなく低コストでデータを保存ができるようになりました。 よりコスパに優れた設計ができそうです。
〜 懇親会 〜
イベント後の懇親会では、AWSの新サービスの話題もありながら、普段のエンジニアの働き方や、リアルな採用の話、 サービスの運用方法など、幅広く話すことができました。
参加賞の麻布バッグ(もちろん麻の布)やAWS関連のクイズ大会もあり、楽しく過ごさせていただきました。
最後に。
今回のビル内イベントでは、同じビルにオフィスを構えるC Channel様、Retty様、エウレカ様との合同で行い AWSの知見を深めるだけでなく、なかなか、普段話しかけることが少ない方々とも交流を深めることができ、非常に有意義なイベントでした。
ぜひまたやりましょう!と言っていただけたので、第2弾に期待ですね!