こんにちは!メタップスリンクス新卒の荘です!
まだ入社間もない私ですが、8月の上旬に縁あって上海へ初の海外出張に行ってきたので、その報告をしたいと思います。きっかけはメタップスリンクスの営業で6月に訪問したある企業様。そこの社長さんに、「ChinaJoy」という中国のゲームショーに招待して頂き、こんな機会を掴めることになりました!(ありがとうございます!!!!)
どうして私がメタップスへ?
まず、そもそもなんで新卒でメタップスに入ったのか、という話をしたいと思います。
理由は大きく2つ。
- 海外留学中に”Data-driven Marketing”の分野に強い関心を持ち、「データに基づいたマーケティングの意思決定ができるようになりたい!」という思い
- 台湾と日本のハーフというバックグラウンドや、多くの留学経験を活かせる海外事業を創りたい/関わりたいという思い
の2本柱が体現できる場所としてメタップスを選びました。
メタップスリンクスって?
私が配属されたのはメタップスリンクスというカンパニー。数多くのグループ会社を抱えるメタップスグループの中で、「データマネジメント事業本部」という重要なポジションに当てられ、主にスマホアプリのマーケティング支援を行なっています。
一言でアプリマーケと言っても幅広いので、ゲームアプリに限った話をすると、日本のスマホゲーム市場規模は、世界第3位の市場になっており世界中のスマートフォンゲーム会社が日本への進出を積極的に行ってきています。現在、そのあおりを受け国内のスマホゲーム市場は難しい市場になってきています。ランキングトップの変動が少なく、新規ゲームアプリの「ヒットしづらい」市況になっています。その一方で、中国企業のリリースしたアプリが躍進を続けています。
今回、この中国ゲームの躍進の背景を探るべく、またメタップスリンクス海外進出の足がかりを作るべく、現地に行ってきました。(行きたい!と言ったら、さらっと行かせてくれる会社に圧倒的感謝...!!)
中国最大のゲームショー「ChinaJoy」
私がこの時期に上海に行った目的はただ一つ、中国の熱狂的ゲーマー・大手ゲーム会社が集結する「ChinaJoy」を見てくるためです。ゲーム会社がゲーマーに向けてステージやブースを出している「B2Cゾーン」と、パブリッシャー・ベンダーなどゲーム関連事業者がビジネスマッチングのためにブースを出している「B2Bゾーン」の2つがあり、全部で4日間開催されます。(今年の来場者は約36万人)
(B2Cゾーンの入場券は2800円ほど)
〜B2Cゾーン〜
各ゲーム会社が、ゲームの世界観を体験できるブースが超大規模で並んでいます。キャラクターのコスプレイヤーがいたり、実際にゲームで遊べたり、限定キャンペーンをやっていたり。
(任天堂のブースは大盛況!)
私は東京ゲームショウやニコニコ超会議にも行ったことがあるのですが、それと比較すると圧倒的に年齢層が若いなと感じました。若いゲーマーの熱狂によって、中国ゲームは支えられているんだと、その熱量を体感することができました。
(コスプレ美女)
〜B2Bゾーン〜
(出展企業リストと疲れて休む人)
(B2Bゾーンの様子)
メインはこっちです!ゲームパブリッシャーはもちろん、「出海」(海外進出)を掲げた「広告関連」「ローカライズ」などのベンダーも数多く出展しておりました。私が日本でスマホゲームのマーケ支援をしているという話から入り、ヒアリングベースで各企業の日本関連事業を伺い、協業余地がありそうなところはWeChatなどを交換して資料などを送る、ということを基本的には繰り返していました。
(おなじみのLINEも大きなブースを出展)
色々とスマホゲームに関して話を伺う中で、やはり日本は海外市場の中でも重要な市場の一つとして認識されていることや、一方で日本に進出して失敗している事業者が実は大量にいる、という気づきが得られ、今後発展余地がある繋がりも生むことができました。
合わせて、ChinaJoyの期間中は、各国から幅広い事業者が集まっているため、様々なパーティーや交流会・カンファレンスが開かれており、私も情報を得られる限り参加してきました。
ある交流会で、グループ会社のメンバーたちに偶然お会いした時はとても安心感がありました。笑
出張に行ってみて
最も感動したのは、中国におけるB2B営業がとてもやりやすいということです。話した相手が誰であれ、自社のサービスや問い合わせ内容を簡単に説明すると、すぐ先方の担当部署の人(多くが責任者)にWeChatで繋いでくれます。日本のように、一度持ち帰られたり、信用担保のためにプレゼンさせられたり・・・といったことは一切なく、これが中国ビジネスのスピード感なのかと感心しました。
(自分の名刺が全く中国向けではなかったので、初日の夜に自分の部屋で持ってきた名刺全てにWeChat IDを書き加えたり、WeChat上ですぐに送れるデジタル名刺を作ったりしたのはいい思い出です。)
(学生時代のインターン先にも訪問)
精一杯準備をして上海に行ったつもりではいましたが、やはり行き当たりばったりになってしまう部分も多く、自分の言動/コミュニケーションをその場その場で微調整しながら改善していくのがとても良い経験になりました。
今回の出張により動き始めている海外案件がいくつかあるので、担当者として責任を持って軌道に乗せていきます。そしてメタップスリンクスの事業拡大・収益拡大に貢献することで、快く中国へ送り出してくれた会社に恩返しできればと思います。